iPhoneSE(第2世代)とそのベースモデルとみられているiPhone8を比較します。2017年に発売されたiPhone8から、何が進化しているのか。iPhone8からの乗り換えはありなのか。比較し、何が変わったのかを整理していきましょう。
iPhoneSE 第2世代、iPhone8 比較表
まずはひと目で分かるように、2機種のスペックを横並びで比較表にしてみましょう。
iPhoneSE 第2世代 | iPhone8 | |
発売年月 | 2020年4月 | 2017年9月 |
CPU | A13 Bionic | Apple A11 Bionic |
OS | iOS | iOS |
RAM | 3GB(予測) | 2GB(予測) |
ROM | 64GB / 128GB / 256GB | 64GB / 256GB |
外部メモリ | ー | ー |
SIMカード | nanoSIM,eSIM | nanoSIM |
ディスプレイ | Retina HD | Retina HD |
ディスプレイサイズ | 約4.7インチ | 約4.7インチ |
メインカメラ画素数 | 約1,200万画素 | 約1,200万画素 |
メインカメラF値 | 1.8 | 1.8 |
サブ(内面)カメラ画素数 | 約700万画素 | 700万画素 |
サブ(内面)カメラF値 | 2.2 | 2.2 |
おサイフケータイ | ー | 対応 |
防水 | IP67 | IP67 |
防塵 | IP67 | IP67 |
指紋認証 | 対応 | 対応 |
顔認証 | ー | ー |
フルセグ | ー | ー |
ワンセグ | ー | ー |
バッテリー容量 | 1,821mAh | 1,821mAh |
本体サイズ | 約138.4×約67.3×約7.3mm | 約138.4×約67.3×約7.3mm |
本体質量 | 約148g | 約 148g |
端子 | Lightningコネクタ | Lightningコネクタ |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
地味だが確実に進化。コスパ良しで乗り換えもアリ
デザイン面で大きな違いはありませんが、その中身は着実に進化していました。CPUがA11からA13チップ(iPhone11シリーズにも搭載)に進化し、RAMも2GBから3GBに強化。性能面がきちんと強化されています。また、iPhone8ではシングルSIMモデルだったのが、iPhoneSE 第2世代ではnanoSIMとeSIMのデュアルSIMモデルになり、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しました。
一方で、カメラやバッテリー容量などについては、iPhone8からiPhoneSE 第2世代になっても大きな変化はありません。
iPhoneSE第2世代は、iPhone8からの継承機能も多いですが、中身は大きく進化していることから、本体価格のコストパフォーマンスを考えるとiPhone7やiPhone8からの乗り換えも十分ありではないでしょうか。
取り扱いMVNOと販売価格まとめ
ここまで性能比較・機能比較をしてきましたが、最後にiPhoneSE 第2世代とiPhone8のMVNOごとの価格の比較もしてみましょう。
※ 販売価格については、キャンペーンや発売からの経過日数によって変わっている変動している可能性があります。現在の販売価格については、各公式サイトにてご確認ください。
MVNO、格安SIM事業者 | iPhoneSE 第2世代 販売価格(税抜) | iPhone8 販売価格(税抜) |
OCNモバイルONE | ・64GBモデル 一括:43,900円 24回分割:1,829円/月 ・128GBモデル ・256GBモデル | 販売終了 |
BIGLOBEモバイル | ・64GBモデル 一括:46,200円 24回分割:1,925円 ・128GBモデル | 取り扱いなし |
mineo | ・64GBモデル 一括:46,800円 24回分割:1,950円 ・128GBモデル ・256GBモデル | 販売終了 |
LINEモバイル | ・64GBモデル 一括:46,800円 24回分割:1,950円/月 ・128GBモデル | 取り扱いなし |
UQmobile | ・64GBモデル 一括:35,640円 24回分割:1,485円/月 36回分割:990円/月 ・128GBモデル | 取り扱いなし |
Y!mobile | ・64GBモデル 一括:57,600円 24回分割:2,400円/月 36回分割:1,600円/月 ・128GBモデル | 取り扱いなし |
iPhone8は、格安SIM各社とも販売終了または取り扱いなしの機種となっています。iPhoneSE 第2世代は、iPhone8よりも多くの格安SIM会社が取り扱いをするようになりました。取り扱いモデルは、64GB/128GBの取り扱いが多いですが、256GBもOCNモバイルONEやmineo等、一部の格安SIMで取り扱いがあります。