格安SIMのメリット・デメリットを知っておきましょう

格安SIM(格安スマホ)には、ドコモ・au・SoftBankの大手3キャリアと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。どんなサービス・商品にも完璧なものはなく
年々利用者が増加している格安SIMは、結論からお伝えするとメリットの方が大きいと言えます。もちろん使い方によっては、メリットだけはなくデメリットとなる部分もあります。

しかし、総合的に考えた場合に、ほとんどの人は格安SIMに乗換えることをおすすめします。

格安SIM(格安スマホ)のメリット・デメリットについて整理してみましたので、検討する際の参考になれば幸いです。

格安SIM(格安スマホ)の4つの大きなメリット

格安SIM(スマホ)には、4つの大きなメリットがあります。
大手3社から乗換える人も、初めてスマホを持つ人にも共通して言えるメリットをご紹介します。

メリット【1】スマホの月額料金が安くなる

格安SIM(格安スマホ)最大のメリットは、その呼び方からもわかるように、料金が格安になることです。データ容量2GBプランのような低容量の場合も30GBを超えるような大容量の場合もあてはまることです。
この記事を書いている時点での、料金プランの支払い例を見てみましょう。

例1)データ容量2GB(小容量)の場合
キャリア  料金
ドコモ  5,500円
(5分かけ放題+データ2GB)
au  4,480円
(5分かけ放題+データ2GB)
SoftBank  5,500円
(5分かけ放題+データ2GB)
イオンモバイル  2,230円
(10分かけ放題+データ2GB)
DMMモバイル  2,230円
(10分かけ放題+データ2GB)
nuroモバイル  2,200円
(10分かけ放題+データ2GB)
例2)データ容量20GB(大容量)の場合
キャリア  料金
ドコモ  8,000円
(5分かけ放題+データ20GB)
au  6,500円
(5分かけ放題+データ20GB)
SoftBank  8,000円
(5分かけ放題+データ20GB)
イオンモバイル  5,530円
(10分かけ放題+データ20GB)
U-mobile(MAX)  2,230円
(10分かけ放題+データ25GB
楽天モバイル  5,600円
(5分かけ放題+データ20GB)
U-mobile  2,780円
(通話料 10円/30秒+データ使い放題

上記のように、利用するデータ量が小容量の場合も大容量の場合も、格安SIM(スマホ)の方が料金を安く抑えてスマホを利用することができます。

はじめてスマホを使うスマホ初心者のライトユーザーも、データをたくさん使うヘビーユーザーも格安SIM(格安スマホ)を使う方が料金は安いのです。20GBプランのauも大手の中では、頑張っている方ですが、U-mobileのデータ通信使い放題プランの前では、かすんでしまいます。

また、通話が少ない人の場合は、かけ放題オプションをつけずに通話料は従量課金と言う選択肢も選べるため、料金を更に安くすることができます。3大キャリアの場合は、5分かけ放題が基本料金に含まれているため、はずすことはできません。

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メリット【2】幅広い選択肢で最適なスマホの使い方を実現

格安SIM(格安スマホ)はサービスを提供するMVNOが多数存在し、それぞれが独自の料金プランやオプションを提供しているので、選択肢が豊富です。自分の使い方にあったMVNO・料金プランを選ぶことで、無駄のない最適な料金を選択することができます。

スマホで動画・音楽・オンラインゲームなどを思う存分楽しみたい人には、データ使い放題プランがあるU-mobileや、エンタメフリーオプションがつけらるBIGLOBEモバイル、速度制限後も最大1Mbps通信が可能な楽天モバイルなどがおすすめです。

LINE、Facebook、Twitter、InstagramなどSNSを中心に使う人なら、LINEモバイルのコミュニケーションフリープランがイチオシです。基本料金だけでこれらのSNSが使い放題になります。
また、250円のオプション料金はかかりますが、DMMモバイルでもこれら4つのSNSは通信量消費なしで利用することができます。

その他にも、Wi-Fiスポットが無料で使えるMVNOや、メールアドレスが無料でもらえるMVNO、おトクなポイントプログラムがあるMVNOなど、多種多様なサービスがあります。

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メリット【3】契約の縛りの負担が少ない「最低利用期間」

大手3社では当たり前となっている2年や3年といった自動更新型の契約の縛りですが、多くのMVNOでは最低利用期間を採用していて、その期間を過ぎるといつ解約しても契約解除料はかかりません。しかも、そのMVNOによっては最低利用期間すら設定していないところもあります。

気がついたら更新月を過ぎていて、また2年間使わないと契約解除料(違約金)を払わなくてはいけないといった精神的なストレスが少ないもの、格安SIM(格安スマホ)のメリットのひとつといえます。最低利用期間がすぎても料金はかわりません。

※ Y!mobileやUQmobileといった大手キャリアのサブブランド的な立ち位置の格安SIM(格安スマホ)では、グループの親会社にならって自動更新型を採用しています。

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メリット【4】データ専用SIMでタブレットやモバイルルーターでも格安通信

格安SIMには、音声通話機能付のSIMの他に、データ通信専用のSIMがあります。

データ通信専用のSIMは、2台目のスマホやSIMフリーのタブレット、モバイルルーターなど、様々な機器で利用することができ、料金も通話機能付きの格安SIMよりも更に月額700円前後安くなります。

例えば、通話用ガラケー+通信用スマホといった2台持ちや、家ではWi-Fi+外出先ではLTE通信でタブレットを使うといった場合も、より低コストで運用することができます。

また、U-mobileのデータ通信使い放題プランでデータ専用SIMを契約すれば、月額2,480円で月間の通信量を木にせずに使えるモバイルルーターも実現できます。

 

格安SIM(格安スマホ)のデメリット

格安SIM(格安スマホ)は、安い料金やサービスの選択肢の多さ、契約のストレス軽減など、とても魅力あるものですが、ドコモ・au・SoftBankと比べてデメリットとなる面もあります。

多くの人にあてはまるメリットに対して、デメリットは人によって捉え方は異なります。特に気にしないという人もいるかもしれませんが、乗換や新規契約をした後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、デメリットの面にも目を向けておきましょう。

デメリット【1】キャリアメールが使えない

キャリアメールとは、GmailやiCloudメールとは別にドコモ・au・SoftBankが独自に提供しているメールアドレスです。スマホの普及により、利用する人が少なくなってきていますので、気にならない方も多いかもしれません。

また、格安SIM(格安スマホ)でも独自のメールアドレスを提供しているMVNOもあります。しかし、これらのメールアドレスは携帯のフィルタリング機能によって、PCメールと判断されてしまう場合もあります。メールを送る相手の人がキャリアメール以外を受信しないという設定にしていた時、相手にメールが届かない可能性がでてくるのです。

どうしてもキャリアメールが使える格安スマホを使いたい場合は、Y!mobileと言う選択肢があります。

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デメリット【2】キャリア決済などキャリア独自のサービスが利用できない

格安SIM(格安スマホ)では、キャリア決済を利用することはできません。キャリア決済とは、アプリ購入や有料コンテンツの課金などの支払いを、毎月の料金に合算する便利なサービスです。

格安SIM(格安スマホ)で有料のアプリやコンテンツを購入する方法としては、iTunesカードやGoogle Playギフトカードといったプリペイドカードや、クレジットカードと言った方法があります。
また、auポイントなど回線と紐付いているサービスも、格安SIM(格安スマホ)に乗換えると利用できなくなります。ただし、ポイントプログラムについては、おトクにポイントを貯められるMVNOもありますので、そちらもチェックしてみてください。

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デメリット【3】LINE ID検索が利用できない

主要な連絡手段となったLINEですが、LINEモバイル以外の格安SIMではLINEのID検索が利用できません。探すことも探されることもです。その理由は、キャリアによる年齢認証ができないからです。

格安SIM(格安スマホ)でLINEのID検索が使うなら、LINEモバイルがおすすめです。

ID検索以外は、通常と変わらず利用できることができ、友達登録も「ふるふる」「QRコード」「電話帳」での登録はできるので、不満に感じる場面は少ないかもしれません。

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デメリット【4】通信速度が安定しない場合がある

格安SIM(格安スマホ)を提供しているMVNOのほとんどが、自社の回線をもたずに大手通信キャリアの通信回線を借りています。そして、借りれる帯域に制限があるため通信速度が遅くなる場合があります。

イメージとして分かりわかりやすいのが道路です。大手通信キャリアの通信回線を3車線や4車線の道路だとすると、そのうちの一部の車線をMVNOが借りているイメージです。大手通信キャリアと契約している人はどの車線も走ることができるが、MVNOで契約している人は一部の車線しか走れません。そのため、大手通信キャリアと契約している人よりも、渋滞がおこりやすいということです。

もちろん、時間帯や使う場所によったり、スマホの利用の仕方にもよったりしますし、通信速度をどのように感じるかは人にもよるので、格安SIMだからといって必ずしもストレスを感じるほど速度が低下するということではありません。

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デメリット【5】サポート拠点が少ないMVNOがある

大手通信キャリアでは、独自のショップを全国に展開し、契約後のアフターサポートを行っています。格安SIM(格安スマホ)では、契約後のサポートは主にWEBを使ってになるため、対面でのサポートを希望する人には、少々不満かもしれません。
実店舗を構えて格安SIMのアフターサポートを行っているMVNOもないわけではありません。主なMVNOでは、イオンモバイル・mineo・楽天モバイル・UQmobileなどがあげられます。その中でもイオンモバイルは全国約200箇所にあるイオンの店頭でアフターサポートを受けることができますが、それ以外のMVNOショップは数がまだ少ないのが現状です。

MVNOではありませんが、Y!mobileは自社ショップが充実した格安スマホといえます。

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総合的にみたら格安SIM(格安スマホ)はアリ

格安SIM(格安スマホ)の細かいメリットやデメリットをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。総合的にみると、料金の安さや契約の縛りのストレスからの解放など、大手通信キャリアよりも得られるメリットは大きいと思いますが、人によっては細かいデメリットの部分がどうしても譲れないと言う場合もあると思います。

料金が安くなるかわりに、どのデメリットを受け入れられるかを考え、ご自身にぴったりの通信キャリを選んでみてください。