画像引用:OCNモバイルONE公式HP
5G対応ながら、格安SIMセットで1万円台で購入できるmoto g50 5G。
5G対応以外にも、3眼カメラや長時間駆動バッテリー搭載を特徴とするスマホですが、日本国内でニーズの高い「防水」には対応しているのか。この記事では、コスパの良い格安スマホmoto g50 5Gの防水性能について解説します。
moto g50 5Gは防水対応ではありません
まず、はじめにmoto g50 5Gの防水性能について確認してみましょう。スペック表の防水性能の部分には「IP52」と記載があります。防水性能の項目に記載があるので、moto g50 5Gを防水対応と思う方もいるかもしれません。しかし、実はmoto g50 5Gは一般的に考えられている防水仕様ではありません。どういうことなのでしょう?
moto g50 5Gの防水性能は?
この「IP〇〇」は防塵と防水の等級を示す規格です。〇〇の左側の数字が防塵性能の等級、右側の数字が防水性能の等級を表します。moto g50 5Gは防塵等級が5、防水等級が2ということになります。それぞれの性能は以下のようになります。
- IP5X:有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に入らない
- IPX2:垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
防塵性能については、0〜6の7等級中、上から2番目の防塵性能を誇ります。一方で、防水性能は、0〜8の9等級中、下から3番目なのです。(0は何も防水性能がない状態なので、実質下から2番目とも言えます)
つまり防水性能IP52は、防滴しか対応していないため、水没したら故障する可能性は極めて高いです。お風呂やプールなどでの利用にも向いていませんし、一般的な防水スマホの感覚でいると、危険です。
お風呂、プールなど水のあるところで使うなら防水カバーを
moto g50 5Gの防水性能について、ご理解いただけたと思います。もしも、お風呂など、水の中に落ちてしまう可能性がある場所では、スマートフォン用の防水カバーの使用を強くおすすめします。
最近はお風呂でスマホを操作しながら守れるケースが人気です。moto g50 5G専用ケースはほとんどないので、moto g50 5Gも対応している汎用性の高いケースをいくつかご紹介します。
moto g50 5Gの防水性能まとめ
- 防水性能IP52は防滴仕様
- 水に浸かった状態では水没してしまうレベル
- お風呂など水没の可能性が高い場所で使う場合は、防水ケースなどを使うと安心
5Gにも対応して高コスパのmoto g50 5Gは、コスパには優れていますが、防水性能は安心できるレベルではありません。基本的には、水没の恐れがある場所では利用しない方が安心です。